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2008年05月11日

母親は母親なんだなぁと思う。

母親の両親も似たような性格だったと思うから、これは引き継いだものなのだろうなぁ。

先祖の墓参り(曽祖父母、祖父母、祖父の兄弟達)に行って来て、先祖不幸を謝って来たゴールデンウィークの最後、楽しんでいたはずの中欧旅行の話になったとたん、母親が「出先で犬を見かけると、預けている老犬の姿がちらついて不安だった」とぽつり。

頭はハッキリしていて、時々は愛想を振るものの、視力は失い、足腰はよろよろしていて、耳は遠く、全く吼えなくなり、嗅覚と味覚だけでうろうろ歩いている老犬を思い出すと不安でならなかったのだろう。実家に飼われてから15年、幼犬、青犬、壮犬、老犬と年齢を重ねている姿は、自分達の現在、過去、将来を見ているようなものだろうし、なまじ意思疎通ができる生き物相手であれば、身につまされる点も多いに違いない。

一過性の心配事だったのだろうけれど、(親子で)似た部分があるだけに、あまり考えすぎないで欲しいものだ。

投稿者 spot : 2008年05月11日 22:48

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