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2009年03月10日

会社が人生ではないと思う。

人口再生産に加わらないニンゲンが書くのもなんだが、会社って人生行路のすべてではないと思う。体力が衰えてきたり、いろいろぶら下るモノが増えてくると、確かに楽してお金を貰おうと言う気分になるのもわからないでもないけど、なんとなく、今の職場とは価値観が合わない感で一杯かもしれない。会社って人生だろうか?
食べるための職業を得る場所として人が集うだけで、組織体の生き死にや形を変えることは十分あり得ると思う。会社に命を預けても、会社は命は守らない位に考えている方が楽だ。

1997年11月に破綻通告かぁ。あの頃30歳だとするとわしよりちょっと上の人々だ。

この記事に挙げられる拓銀東京営業部の人って、もしも、地元出身ならば相応の支援があった人なのだろう。自分の手で掴み取ったエリートコースが突然なくなり、一瞬、道を見失ったと言うのも判らないではないわい。終身雇用当たり前、年功序列当たり前の業界なら余計にそうだっただろう。

会社に入ることは後ろ盾を得る利便性もあるのでありだとは思うけれど、その上で、業界の横のつながりを作るのもありだと思う。その点、自分が選んだ道は横のつながりを作りやすかったけれど、大分、今は縦割りになって、窮屈になって面白くもなんともない気がする。何か手を動かすことは嫌いではないのだけれど、やる気係数が上がらないのはそれもあるのかも知れないな。

1999年のわたくしが目の前に現れたら、なんと言うだろうか。

投稿者 spot : 2009年03月10日 22:16

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